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タグ「シミ」の一覧

太陽紫外線量は6月〜8月がピーク。
毎年3月頃から強くなります。
春先からの紫外線対策はとても大切です。


紫外線には【A波】【B波】【C波】の3種類があり、波長が違います。
3種類といっても一番短い【C波】はオゾン層に阻まれて地上には届かないので、心配はありません。

問題は【A波】と【B波】。
どちらもお肌には悪影響があります。

まず【A波】。
わたしたちが浴びている紫外線の90%は【A波】です。
雲も通り抜けて、曇りの日でもお肌に届いています。
なんとなく曇った日は紫外線対策を忘れがちですが、注意しなければなりません。
このA波は肌の奥の真皮にまで届くといわれます。
せっせとヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなどを作り続けている細胞を破壊していまい、肌の老化をひきおこし、しわやたるみを加速してしまいます。

次に【B波】。
これはお肌に真皮までは到達しないのですが、いわゆる日焼けをする紫外線です。
パワーが強く、肌を赤くしたり、水ぶくれにする力があります。
シミやそばかすの元をなります。


このように、シミを作るのは紫外線のB波ということです。
シミの対策はまず「日焼け止め」から。
午前10時〜午後2時までの間がもっとも紫外線の多い時間帯(1日の紫外線量のおよそ半分)です。
曇りの日にも油断はしないようにしましょう。


 
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シミの種類によっては、漢方薬で対処できる場合もあります。

少し遠回りのようですが、新陳代謝を高めて血行を改善する効果があるとされている漢方薬なら、皮膚再生を促進させて、シミを薄めることにつなげることができるはず。

女性ホルモンの減少が原因とされる肝斑には、漢方薬で体内のホルモンバランスを高めてやることで改善することもあります。

以下のような漢方薬をチェックしてみましょう。
◎ 加味逍遥散(かみしょうようさん)
◎ 温経湯(うんけいとう)
◎ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
◎ 四物湯(しもつとう)
◎ 当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)
◎ 桂枝茯苓丸加ヨク苡仁(けししぶくりょうがんかよくいにん)

ポーラの研究報告によると、日本人の肌はシミのできやすい肌とシミのできにくい肌に分かれるそうです。


まだ仮説ですが、シミができやすい肌は「縄文型」、シミができにくい肌は「弥生型」とされます。


日本は島国なので人種交配があまりなく、MC1R遺伝子は2種類しかありません。
元々日本にいた縄文人はシミができやすい型で、弥生人はシミのできにくい得なタイプだということです。


くわしいメカニズムはわかりませんが、ポーラと国立科学博物館が共同研究を続けているそうなので、新しい発表が期待できますね。


もちろん弥生人タイプだったから「わたしはシミフリーだ!」手放しで喜べるというわけではなく、タイプ別のシミ予防をしたほうが効果的だということです。

シミは見た目が似ていても種類が違うことがあります。
種類が違えば、レーザーでは悪化しやすいものもあるので注意が必要です。

通常シミと呼んでいるのは、「老人性色素斑
いやな名前ですね・・・・・。


そのほかに肝斑や雀卵斑、炎症性色素沈着などがあります。


雀卵斑は「そばかす」です。
鼻の周りや頬に点々と小さな斑点がたくさんできます。
これは遺伝の要素が強いシミで、10歳くらいから発生してくることが多いようです。
そばかす治療はレーザーの得意分野です。
シロノクリニックに相談してみましょう。

炎症性色素沈着は、ニキビや炎症などの後に発生するシミで、若くてもできます。
放置して長い間紫外線に当たれば、どんどん濃くなってしまうことがあります。
紫外線対策はどんな年齢にも必要です。若い人も油断は禁物。

肝斑(かんぱん)は額、頬、鼻に左右対称にもやもやとできるシミで、レーザー治療でもとりにくいシミです。
肝斑は30〜40代の女性が多く、女性ホルモンが関係していると考えられています。
ピルを服用したり、妊娠、出産とともに表れたりすることも多いです。
医薬部外品の美白アイテムでも対処できません。

「あなたのシミ消します!」という頼もしいタイトルで放送されたNHKの試してガッテン。

しみに対する勘違いや、しみを作りにくい洗顔法などを教えてくれました。


たとえば、しみの原因となるのは紫外線ですが、紫外線のほかにもしみの元となる盲点がありました。

それは、洗顔のときのこすりすぎでできるシミ


ガッテンの調査では9割の女性にこのシミ(ちょっと赤いシミ)ができていたそう。
ほとんどの人は洗顔で肌をこすりすぎていて、(自分ではこすっていないと感じている)摩擦で出来た炎症が広がって赤いシミを作っていたのです。
炎症が起きるとそこには活性酸素ができます。
するとメラニンが活性酸素を還元するために集まってきて、結局立派なシミとなってしまうのです!


スキンケアに熱心な人が自分でシミを作ってしまうということなんですね。


洗顔時にはしっかりと泡を立てて、その泡を顔の上で転がしたり、ポフポフと押し付けたりして、直接指が肌に触れないようにやさしく洗います。


落ちにくい小鼻の部分などは、指でなでるようにしてフォローします。


シミのレーザー治療美白化粧品選びをする前に、こする洗顔をしていないか一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
そうでないと、いつまでもイタチごっこになってしまいますから。

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